穿刺吸引細胞診(せんしきゅういんさいぼうしん)は、超音波で位置を確認しながら、大きな注射器のような器具で腫瘍に針を刺して組織を採って調べる検査です。
腫瘍が悪性なのか、悪性なら甲状腺癌なのか乳癌からの転移なのかを調べるらしいです。
検査室に入ると、医師と看護師さんの3人が待っていました。
普段の超音波検査の時は技師さん1人しかいないので、3人も居ると特別な感じがして少し緊張。
首元がけっこう広く開いてる服を着て行ったので、そのままの服装で大丈夫と言われたので着替えずベッドに横になりました。
初めに超音波で診て、刺す位置を先生達で相談してる感じでした。
「腫瘍部分とリンパの2ヶ所を刺しますね。」と言われたんですが、結局5回くらい刺されました。
刺す時は「息を止めてください」と言われました。
最初、甲状腺の腫瘍部分に2回刺したけど上手く採れなかったみたいで、3回目は太い針に変えたようでした。
針が太くなったので痛みも少し増しました。
刺しながらシュパシュパ吸ってるような器具の音がしました。
一度に吸ってる時間は5〜10秒くらいかな?
その後、リンパも2回刺されました。
痛みは普通の注射より少し強いくらいでしたが、刺された後にずーんと重い痛みが残りました。
組織を吸い取ってるせいで普通の注射より痛みが残るのかな。
思ったんですが、この検査って腫瘍に針を刺したせいで癌が飛び出して他に回ったりしないのかな?
これだけ一般的にやられてる検査なんだから、きっと大丈夫なんだろうけど、こんなに何度も刺されると不安になる…
無事に腫瘍を採取できたようで、針を刺した部分に絆創膏を貼られて終わりました。
検査全体でかかった時間は15〜20分くらいだったと思います。
検査の痛みはそんなに強くなかったけど、終わった後も鈍い痛みが残りました。
首を動かしたら内部で出血とかしそうで怖くて、帰る時もあまり首を動かさないようにしてました。
今日は普通に生活して大丈夫と言われましたが、元気に動き回る気持ちにはならなかったので、すぐに帰宅して大人しく寝てました。
針を刺した甲状腺の辺りに痣ができて腫れて、数日痛みが続いてます。
結果は後日、頭頸科の診察で聞く予定です。
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