さくらの乳がん闘病記

転移した癌が神経に影響し、目がおかしくなり、声が出にくくなった。それでも元気に生きてます。

甲状腺腫瘍の発覚前から感じていた自覚症状と発見までの経緯【3】

頭頸科の初診で、先生に「耳鼻科で診察してもらった時、右の声帯の動きが悪いから、どこか診察した方がいいって言われなかったですか?」と聞かれました。

 

確かに今思うと、普通は声帯が麻痺してるってなったら、原因を探すものだと思います。

 

耳鼻科の先生に癌の治療で病院に通っていると話したら「反回神経麻痺の原因が首にあるのかは乳がんの先生のが分かると思うので、そちらで相談してみてください」という感じでした。

 

でも乳腺科の主治医に「右の声帯麻痺と言われた」と伝えても、それについてすぐに詳しい検査をしましょう、とはなりませんでした。

 

2022年10月の声帯麻痺発覚の時点で首を詳しく検査してもらっていたら… と悔やまれます。

 

もともと以前首に転移した時から右の反回神経には麻痺があった上に、首に放射線を当てていたこともあり、私もそれらが原因かなと思ってしまっていたのが今思えば失敗でした。

 

声が掠れ始めてから、もう9ヶ月も経っちゃった…

 

頭頸科の先生が、いままでに撮ったCTを順に見比べてくれたそうなんですが、声が掠れ始めた頃のCTでは特に目立っていなくて、3月の時点でわずかに黒いものが増えてきて、6月に顕著化してきたそうです。

 

目立っていなかったので、声が掠れた時点でCT画像から発見するのは難しかったと思うと言っていました。

 

3月から段々と目に見えて大きくなってきたようです。

 

だからCT検査はしてたわけだし、見つかるのが今になってしまったのは仕方がなかったのかもしれない…

 

そう自分に言い聞かせようとしてるけど、どうしても『もっと早くエコーかPETで検査をしてもらえば良かったんじゃないか… 』という思いが消えません。

 

乳腺科の主治医は、いつも「急を要するようなものじゃないので」とか「次回でいいと思います」とか「様子見ていいと思います」という感じで、私から見るとのんびりしている感じがして、そこは不満に思っています。

 

今回も「急を要するものじゃないけど、頭頚科の先生が気を利かせて早めに診察を入れてくれました。」なんて言ってたけど、3月~6月の3ヶ月間で腫瘍が大きくなったのを考えると、のんびりしてる場合じゃないでしょ!って思っちゃいます。

 

実際は焦っても予後は変わらないのかもしれないけど、他の先生は何かあればすぐに検査の予約を入れてくれたり、診察を早めたりしてくれるので、どうしても主治医だけがのんびりしているように感じてしまいます。

 

今回だって、もし手術するなら早く見つけておけば切除範囲も小さくて済んだかもしれないし。

 

結局は転移が見つかった時に対応してくれるのは癌ができた場所を担当する科の先生だから、少しでも早めに発見してもらって、その後どうするかはそこの科の先生と話し合うべきだと今回の件で学びました。

 

手遅れになったら時間は戻せないんだから、早く見つけた方がいいと私は思います。

 

それにしても、前回の目の件も今回の声の件も、こんなに定期的に検査してるし自覚症状も伝えてるのになかなか発見してくれないなんて、病院って何なんだろう… って思っちゃう。

 

とにかくこれからは、不安があれば自分からどんどん「不安だから詳しく検査してほしい!」と要望を伝えていこうと思います。

 

悔やむばかりじゃなく、今後に活かしていかなければ!

 

甲状腺腫瘍発覚の経緯はこれで終わりにします。

 

 

 

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