さくらの乳がん闘病記

転移した癌が神経に影響し、目がおかしくなり、声が出にくくなった。それでも元気に生きてます。

甲状腺の腫瘍はガンでした!今後の治療について

先日CTで見つかった甲状腺の腫瘍。

 

穿刺吸引細胞診の結果、やはり悪性腫瘍でした…

 

甲状腺の低分化がん』か『乳がんからの転移』どちらかだろうとのことだったんですが、『低分化がん』は60歳や70歳くらいの人がある日急に腫瘍が大きくなる場合が多いらしいので、私の場合は『乳がんからの転移』の可能性が高いだろうとのことでした。

 

細胞を取って調べてるのに、どちらかハッキリ断言できないこともあるんですね…

 

甲状腺の他に、首のリンパ節にもいくつか癌がありました。

 

その結果を受けて、頭頸科と乳腺科それぞれの医師と今後の治療について相談してきました。

 

先に診察を受けた頭頸科では、以下のように言われました。

  • 手術をして腫瘍を摘出するのがいいと思う。
  • 抗がん剤が効いていない腫瘍を首から取ることができる。
  • 手術するなら甲状腺の全摘になるので、ホルモンを補う薬を一生飲むことになる。
  • 右の麻痺してる声帯は手術しても動かないままなので、神経と一緒に腫瘍を取る。
  • 今の画像の段階では左の神経と腫瘍が離れていそうなので大丈夫そうだが、手術の影響で左の声帯も麻痺する可能性はある。
  • 両側の声帯が麻痺して閉じてしまうと窒息するので気管切開が必要になるかもしれない。

 

次に乳腺科で受けた診察では、以下のように言われました。

  • 乳がんからの転移なら抗がん剤が効く可能性が高いので、手術はせずに薬で治療するのがいいと思う。
  • 腫瘍があると薬が効いているのか判定できる。
  • 私のように遠隔転移がある場合は、根治を目指すのではなく「がんと上手く長く付き合う」「いい状態で長生きする」ことを目指していく。

 

2人の医師から話を聞いて考えた結果、手術はしないで薬で治療していくことに決めました!

 

一番の決め手は「抗がん剤が効く可能性が高い」ということです。

 

以前肺に転移した時も、抗がん剤が効いてCTで確認できないくらいまで縮小したので、今回も期待したいです。

 

それと、手術すると両側の声帯が麻痺してしまう可能性があるのが凄く怖いです。

 

手術しないせいで癌が大きくなって、結局は両側の声帯が麻痺してしまう可能性もあるけど… 今は薬が効く方に賭けたいと思います!

 

「がんと上手く付き合って、いい状態で長生きする」ことを考えるなら、手術して臓器を取ってしまうより、薬で腫瘍を小さくできる可能性に賭けたいと思いました。

 

少しでもQOL高く生きていきたいです。

 

ずっとカドサイラを使ってきましたが、今回新しく癌が出現してきてしまったので、エンハーツに変えることになりました。

 

私がカドサイラを始めた2019年当時は再発したら2番目にカドサイラを使うのが主流だったらしいんですが、今はエンハーツを先にやるのが主流らしいです。

 

ちなみに1番目は「パージェタ」+「ハーセプチン」+「ドセタキセル」でした。

 

時間とともに色々変わってきているんですね。

 

そろそろ承認されそうな新しい薬もあるらしいので、長生きすればそれだけ新しい薬が出てくるんだと思うと、未来に希望が持てます。

 

4年近くも再発を防いでくれたカドサイラに感謝しつつ、次はエンハーツに挑みたいと思います!

 

どうかどうか、エンハーツが効いてこれ以上ガンが進行しませんように。

 

欲を言えば、少しでも腫瘍が小さくなりますように。

 

 

 

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◆片目が開きづらくなった経緯はこちら 

甲状腺腫瘍についてはこちら

 

 

 

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