さくらの乳がん闘病記

転移した癌が神経に影響し、目がおかしくなり、声が出にくくなった。それでも元気に生きてます。

癌に慣れてしまう

 

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また鼻水に血が混じり始めました。

 

カドサイラを投与する度に毎回なるので、だんだん慣れてきました。

 

あーまた出たー、くらいの感覚で、あまり驚かなくなりました。

 

少量だし、数日で自然に出なくなるので、止まるのを落ち着いて待てるようになりました。

 

人間って色んなことに、慣れていく生き物ですよね。

 

初めて血が混じった時は驚いたし、大丈夫なのか心配したけど、時間が経てば治まるのを何度か経験したら、あまり気にならなくなりました。

 

人間は、どんな事にも慣れるようにプログラムされていると聞いたことがあります。

 

毎回毎回同じように心配してたら心が疲れちゃうから、慣れるようにできてるんでしょうね。

 

 

 

そんな事を考えていたら、私は肺に癌がある状況に慣れてしまってることに気が付きました。

 

具体的な症状が何も無いので、特に何も感じなくなってきています。

 

痛いとか苦しいとか、何か辛い症状が出てきたら、そうも言っていられないかもしれませんが…。

 

きっとこの先、癌が身体から無くなる日は来なそうだから、共存していくには慣れることも必要なんだと思うけど、慣れてはいけないと思うこともあります。

 

例えば、体調が悪い時は、健康の為にああしようこうしようと色々やり始めるけど、体調が良くなると結局やらなくなったりしてしまう。

 

食事に気を付けよう!と思っていたのに、ジャンクな物を食べてしまったり。

 

早寝早起きしよう!と思っていたのに、夜更かししてしまったり。

 

でも、癌患者だって、ずっと優等生ではいられないですよね。

 

常に規則正しく、身体に悪い事は一切しない!なんて疲れちゃう…。

 

窮屈にならない程度に鈍感になるのも、私はありだと思います。

 

ずっと『自分は癌なんだから、きっちりした生活をしなくては!」と考え過ぎて、がんじがらめになるのも良くないと思うし、ある程度の適当さも必要な気がします。

 

もちろん、健康的な生活をするに越したことはないけど、そこまで自分に厳しくできないって人も多いんじゃないかな?

 

私の父も癌でしたが、お酒もタバコも結局やめませんでした。

 

そういう癌患者もいます。

 

本人が納得して、最期に後悔しないのなら、それでもいいのかな。

 

『自分が最期にどう思いたいか』を考えたら、日々の生活も変わってくるのかな?

 

完璧を求めず、でも窮屈になり過ぎず、なるべく健康な方を選択する、くらいがいいのかな。

 

考えが甘い!そんなんじゃ癌は治らないぞ!って言われちゃうかな。

 

少しずつでも、健康的な生活にシフトしていきたいと思います。

 

 

 

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