さくらの乳がん闘病記

転移した癌が神経に影響し、目がおかしくなり、声が出にくくなった。それでも元気に生きてます。

予想外に過酷だった放射線治療前のCT

 

放射線治療の為のCT撮影に行ってきました。

 

最近病院に行く時は帽子を被っていたのですが、今日初めて帽子無しで行ってみました!

 

まだ電車とかは恥ずかしいけど、けっこう伸びてきたし、思い切って勇気を出してみました。

 

病院だと皆んな事情が分かってるし、同じような人ばかりだから恥ずかしくないんですが、電車はけっこう勇気がいります。

 

 

 

今日は普段通りのCT撮影だけかと思っていたら、マーキング等をするので1時間くらい掛かると言われました。

 

放射線治療の初日は準備の為に長めに時間を取っていると言われていたので、マーキングはその時にやると思っていました。

 

ただ、もしかしたら今日も何かマークを描いたりするかな?と少しは思っていたので、念の為に汚れてもいい服を着てきて良かったです。

 

 

 

上の服を脱いで台に横になり、腕に造影剤を入れる為の針を刺されました。

 

まずは頭の位置が動かないように、形の変わる枕に私の頭の位置を記憶させます。

 

一度起き上がってからまた寝て、同じ位置に寝られるかを何度か確認しました。

 

その間、マークを描いたりレントゲン撮影をしたりを何度か繰り返しました。

 

その後、お湯で柔らかくした形の変わるプラスチックの大きな網のような物を顔にギューっと押し当てられて、治療時に顔が動かないように固定する為のお面のような物を作りました。

 

そのお面が想像していたよりも遥かに顔にぴったり密着して、息苦しくてビックリしました。

 

『えっ!コレ息吸えるんだよね!?』
一瞬パニックになりそうになりましたが、
『落ち着けー。。落ち着けー。。』
と自分に言い聞かせて、深くゆっくり呼吸をするように心掛けました。

 

口は固定されているから鼻からしか息が出来なくて、しかも鼻も押し潰されてるのかあまり吸えなくて、物凄いストレスを感じました。

 

あれはパニックになっちゃう人がいるんじゃないかな??

 

それくらいのストレスを感じました。

 

しかもお湯で柔らかくしてるから濡れていて、前髪がぐちゃぐちゃになりそう…

 

『今日帽子を被ってくれば良かった…』
と後悔しました(^^;

 

頭をガッチリ固定された状態で造影剤を入れられ、CT撮影をしました。

 

息が苦しいし、頭部をガッチリ固められて動けないのがかなり辛くて、終わるまでの時間が凄く長く感じました。

 

前に放射線をやった時はこんな風に固定されたりしなかったので、今回はけっこう辛いかもしれない…

 

慣れるといいけど…。

 

やっと撮影が終わって、最後はマークが消えないようにスプレーでコーティングをしていました。

 

 

服を着る為に更衣室に入って、髪を直そうと鏡を見てビックリ!!!

 

顔全体にくっきりお面の跡が付いていました!!

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これは恥ずかしい!消えるまで帰れないよ…

 

 

 

その後、医師の診察がありました。

 

私の顔の跡を見て
「クロコダイルみたいになっちゃったね」
と言ってました(^^;;

 

撮ったCT画像の腫瘍部分を指して見せてくれましたが、正直私にはどこが悪い所なのか教えられてもさっぱり分からなかったです。

 

これで分かるって医師は凄いなーといつも思います。

 

「だいたい良く分かりました、これで。」

と言っていたので、やっぱり今までのCTにはハッキリ写っていなかったのかもしれません。

 

でも写るんだったら検査の時に見つけてくれよ!と、どうしても思ってしまう…。

 

 

 

「何か気になる症状はある?」
と聞かれたので、
「喉の違和感で咳が出そうになる時がある」
「右肩が、痛いような、変な感じがする。」
と言うと、
「神経の所だから関係があるかもしれない。そこも治療します。」
と言ってくれました。

 

 

 

診察後、30分くらい待っても跡が消えないので、マスクを購入して隠して帰りました。

 

隠しきれてなかったと思うけど(^^;;

 

放射線治療が始まったら、マスクが必須になりそうです。

 

放射線治療は計25回の予定です。

 

良くなるのを信じて頑張ろうと思います!!

 

 

 

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