さくらの乳がん闘病記

転移した癌が神経に影響し、目がおかしくなり、声が出にくくなった。それでも元気に生きてます。

【1】自覚症状

 

2012年11月。

 

結婚式を終え、新婚旅行から帰国して1ヵ月後。

 

穏やかで幸せな日々を過ごしていました。

 

その頃私は、脇の脱毛のため美容クリニックに通っていました。

 

せっかく通うならついでに、と思いビタミン点滴も受けていました。

 

ある日、点滴した左腕に違和感があったので、気になって腕を触っていました。

 

その延長で、ふと触れた左の脇の下に、線状の硬いものがあるのに気が付きました。

 

血管やリンパ管のような、何か管のようなものが硬くなっているような感覚でした。

 

始め、ビタミン点滴の副作用で血管が硬くなってしまったのかと思ったので、次にクニリックに行った時に聞いてみよう、くらいに思っていました。

 

でも、脇を触るたびに妙な不安が沸いてきます。

 

点滴で脇が硬くなるか?おかしいな・・ と思い始めます。

 

そして、ふと胸を触ってみたのです。

 

すると、今まで全く気付いていなかったのですが、左胸にしこりのようなものがあるのに気が付きました。

 

えっ!? これって・・

 

一気に不安が大きくなります。

 

乳がん??

 

ここでやっと、自分は乳がんなのではないかと気が付きました。

 

脇のしこりは乳がんのせい??

 

焦ってすぐにネットで調べ始めます。

 

すると、調べれば調べるほど、これは乳がんに違いない!と思えてきます。

 

不安に思っていても仕方が無い。

 

とりあえず病院で検査してもらわなければ!

 

この時点で自分では80%くらいの確率で乳がんだろうと思っていました。

 

残り20%は、間違いだったらいいな・・ という希望を込めた数字。

 

ほぼ乳がんだろうと思っていたので、検査して乳がんが確定した場合そのまま治療が始まってもいいように、初めからちゃんとした病院に行こう!と思いました。

 

その為よくよく調べて、通いやすそうな場所にあり、設備なども整っていそうなY病院に予約の電話を入れました。

 

電話口で症状を話すと、自覚症状が既にある場合は検査も保険でやってくれるとのこと。

 

しかし、人気の病院のようで、予約できたのが2週間以上先になってしまいました。

 

もっと早く診てくれる違う病院に行けば良かったのか、今となっては分かりませんが、その時は自分なりに調べた中でここがいい!と思っていたので、待つことにしました。

 

何とも言えない、不安な日々を送ります。

 

続く。

 

 

 

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